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3日から1週間の潜伏期間を経てかゆみや水疱などでヘルペスに気付く

2019年12月23日
薬を飲む男性

ヘルペスウイルスに感染しても、すぐに症状は現れません。ウイルスの潜伏期間は3日から1週間と言われ、症状が現れるのはその後です。発症すると小さな水疱や発疹が出るので、そこで感染したと気づく人も多くいます。水ぶくれが出る前に、皮膚がヒリヒリしたり、ほてりが出るなど違和感を感じる場合もあります。

口唇ヘルペスの場合、はじめに口の周りに赤みが見られます。その後赤くなった部分に水ぶくれができ、場合によっては、患部に熱を持ったりほてりを感じることもあります。水ぶくれの大きさは5ミリ以下と小さく、症状が進むと、患部にかゆみまたは痛みが出てきます。水ぶくれが消えるのは10日から3週間位で、水ぶくれはかさぶたになって消えます。ヘルペスは口内炎を引き起こす要因となることがあります。その他発熱したり、リンパ腺が腫れるなど風邪に似た症状が出ることもあるので、口の周り以外にも以上が出ていないかどうか注意が必要です。

症状の程度は初めて感染したか再発であるかどうか、免疫力の程度、感染原因などによって変わってきますので、症状が治まる期間には個人差があります。アトピー性皮膚炎の患者がヘルペスに感染した場合は、症状がひどくなりがちです。これは皮膚のガリア機能が低下していることと、かきむしって患部を広げてしまうことが理由です。

ヘルペスは、放っておいても2~3週間経てば症状はおさまります。ですが、再発を繰り返すリスクが高くなったり、重症化する恐れもあるので、できるだけ専門家の治療を受けることをおすすめします。ヘルペスの治療は、早ければ早いほど治りやすいと言われていますが、潜伏期間が終わって症状が出てから病院に行っても手遅れではありません。感染が疑われる場合はできるだけ早く医師の診察を受けるようにしましょう。ウイルスに初めて感染したばかりの時期は、IgM抗体が陽性になりますので、それを調べることで感染したかどうかの判断が可能になります。

検査で感染したと判明したら、治療が始まります。主な治療方法は投薬療法で、内服抗ヘルペスウイルス薬や抗ヘルペスウイルス外用薬が用いられます。薬をどのくらいの期間続けるかは、担当医の指導によりますが、通常は5日間ほどです。一定の期間投薬を続けると、症状が改善されていきます。場合によっては内服薬や外用薬で効果がない場合もあります。重傷と診断された場合は薬を変えたり、点滴を用いる、または入院して治療するといった方法がとられます。